乗っている車が故障続きだったり、車検にこれまで以上にお金がかかるようになってくると、車を買い替えるという人は少なくありませんが、ただ、「車を買い替えよう!」と思ったときに限ってお金がない・・・ということもあったりします。
そこで、今回はお金がないけど・・車を買い替えたいという人のために、幾つかの対策をご紹介したいと思います。
では、早速、見ていきましょう。
1.修理して今の車に乗り続ける!
走行距離が長くなり、年式が古くなってくると、車も”ガタ”が来て、修理代もかさみがちです。
では、修理代と買い替えを比較してみると、どちらがお得なのか?ということになりますと、もちろん、ケース・バイ・ケースですが、修理の内容によっては、修理の方が買い替えよりもお得というケースがあったりします。
最近の車の耐久性は昔よりかなり向上しておりますので、高価なパーツの交換となれば話は別ですが、修理と言っても、消耗品の交換や安いパーツの交換で済むことも少なくありません。
また、ホームセンターやカーショップなどでパーツを購入してきて、自分で修理するという方法もあったりします。
では、車を購入するとなると、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?
編集部のスタッフが100万円の車を購入した場合にかかった費用を表にまとめてみましたので、参考にして頂ければと思います。
価格 | |
---|---|
車両本体価格 | 100万円 |
付属品 | 10万円 |
検査登録手続き代行費用 | 5万円 |
車庫証明手続き代行費用 | 2万円 |
納車費用 | 1万円 |
下取り車手続き代行費用 | 3千円 |
査定料 | 2千円 |
自動車税 | 2万円 |
自動車取得税 | 0円 |
自動車重量税 | 1万円 |
リサイクル料金 | 1万円 |
自賠責保険料(2年分) | 2万円 |
任意保険料(対人、対物、車両) | 18万円 |
合計 | 142.5万円 |
車両価格100万円に対して、その他の細かな費用も含めて総額は142万円近くになっています・・・。もっと詳しく諸経費について知りたいという方は、「中古車を買う前に諸経費をチェックして、予算オーバーを避ける!」を参考にしていただければと思います。
車の故障などが原因で車の買い替えを考えていて、お金がないというときは、修理代と買い替え費用を冷静に考えたいところですね。
2.維持費の安い中古車に買い替える
先ほどは、修理代と買い替え費用を比較することの大切さを説明させていただきましたが、買い替えによって、維持費の安い車を選べば、買い替えるだけの価値が出てくることもあります。
下は、年間で維持費が20万円かかっている車を買い替え費用50万円で乗り換えた場合のイメージですが、6年目以降からお得になっていることがお分かり頂けるかと思います。
例えば、エコカーに乗り換えれば、燃費は安くなりますし、また、車検が安くなったり、税金も一部免除が受けることができたりとコスト面で、かなりお得になることがあります。
また買い替えのときに、「無料の自動車保険一括見積もりサービス」などを利用して、任意保険の見直しを行うことで、さらに維持費を安く抑えることができます。
買い替えと車の維持費について、もっと詳しく知りたいという方は、「維持費が安い車へ!買い替え前にチェックしたいポイント4つ」の記事も参考にして頂ければと思います。
3.とにかく価格の安い中古車を探す!
車の買い替え費用を安く抑えるために、必須条件になってくるのが、価格の安い中古車を探すことですが、少しでもお得に探す方法には下記のような方法があります。
〇ネットオークションなどの個人売買
ヤフオクやミエルカといった車の個人売買で有名なサイトを利用して、安い中古車を探せば、ディーラーや中古車販売店で車を購入するよりも、かなりお買い得な価格でお目当ての車を探すことができます。
ただ、中古車の個人売買には、下記の表の通り、メリットとデメリットが存在しますので、費用だけでなく、手間やアフターフォローなどを考えて検討することをおすすめします。
メリット | デメリット | |
1 | 売り手は高く売ることができる | 時間と労力がかかる |
2 | 消費税は必要なし | 車両の引き渡しが面倒 |
3 | 売りたい人に販売できる | 代金回収が大変 |
4 | - | 引き渡し後の名義変更や税金などの対応が大変 |
5 | - | 引き渡し後のトラブル対応が大変 |
6 | - | 保証がない |
〇ネットを利用した車探し
「ズバット車販売」や「ガリバー」といった大手の中古車販売サイトでは、日々、日本中から新しい中古車の情報が追加されており、掘り出し物の車が見つかることも。
近くにある中古車販売店で探すよりも、かなり効率的にお得な中古車を探すことができます。
4.金利が安い自動車ローンを探す
車の買い替え費用がないときは、購入予定の中古車をローンで買うという方も少なくないと思いますが、中古車ディーラーや中古車販売店でローンを組むと、金利が高いケースが少なくありません。
一般的に新車に比べて中古車は金利が高くなることが多く、また、金利が少し高いだけで毎月の支払額や総支払額は大きく変わってきます。
例えば、5年でローンを組んだ場合のローン残高と金利別の支払金額を表にしたものが下記の表になります。
自動車ローンの金利/5年払い | 3% | 5% | 8% |
---|---|---|---|
車両価格50万円 | 月額/8,984円 総額/539,061円 | 月額/9,436円 総額/566,137円 | 月額/10,138円 総額/608,292円 |
車両価格80万円 | 月額/14,375円 総額/862,497円 | 月額/15,097円 総額/905,819円 | 月額/16,221円 総額/973,267円 |
車両価格100万円 | 月額/17,969円 総額/1,078,121円 | 月額/18,871円 総額/1,132,274円 | 月額/20,276円 総額/1,216,584円 |
車両価格150万円 | 月額/26,953円 総額/1,617,182円 | 月額/28,307円 総額/1,698,411円 | 月額/30,415円 総額/1,824,875円 |
車両価格200万円 | 月額/35,937円 総額/2,156,243円 | 月額/37,742円 総額/2,264,548円 | 月額/40,553円 総額/2,433,167円 |
金利差があると、かなり支払額が変わりますので、事前にどこの会社とローン契約を結ぶのかということは調べておきたいところです。(参考/価格コム-マイカーローン・自動車ローン-)
なお、自動車ローンで支払う頭金と審査について、詳しく知りたいという方は、「車を買い替えるときの頭金はどれくらい必要?」の記事も参考にして頂ければと思います。
5.買い替え費用を捻出する
車の買い替え費用のお金がないというときに、何とかお金を捻出する方法には以下のような方法があります。
〇不用品を売る
車の買い替えを機会に、着なくなってしまった服やブランドバッグ、そして、使わなくなった楽器や雑貨などの不用品を売却してしまうことで、費用を捻出するという方法があります。
「ネットオフの宅配買取サービス 」などを利用すれば、持ち込みをしなくても、自宅にいながらにして、不用品の買い取りを行ってくれたりするので、そうした便利なサービスを積極的に活用したいところです。
〇短期バイトやネットで仕事を探す
買い替え用の資金を作るための最も手っ取り早い方法は、タウンワークなどのサイトで短期バイトを探して、お金を貯めるという方法かもしれません。
1日8,000円でも10日働ければ、80,000円の買い替え用の資金を稼ぐことができます。
また、最近では、クワウドワークスやランサーズといったネットを利用して様々な仕事を探せるサービスが登場してきていますので、そうしたサイトで仕事をするという手もあります。
空いている時間で、記事を書いたり、ロゴを作ったりすることでお金を稼ぐことができたりするサービスで、腕に覚えのある方ですと、1ヶ月でも、10万円~20万円を稼ぐことも可能です。
6.車を高く売る
車の買い替えにおいて、最も重要なことは、これまで乗っていた車を高く売ることです。
「もう随分、長いこと乗っているので、そんなに値段がつくとは思えないんだけど・・・」という方もいるかもしれません。
確かに走行距離が長くて、年式が古い車の買い取り価格は安いというのが現実です。
しかし、車種によっては、海外へ輸入されたり、また、状態のいい車ですと業者によっては高く買い取ってくれるところもあったりします。
そうした業者に車を査定してもらうには、近くの中古車販売店だけに査定してもらうのではなく、できるだけ多くの業者から見積もりを取ることが大切になってきます。
上記はネットで買い取り一括査定サイトを利用したイメージになりますが、自宅に居ながら、簡単に複数の業者に無料出張査定をお願いできるサービスで、そうしたサービスなども賢く利用したいところですね。
もしも、車が予想外に高く売れたら・・・?
つい先日、筆者が一括査定で複数の買取会社に査定依頼してみたところ、一番高い会社と一番低い会社の価格差が、全く予想外の19万6千円にもなりました。
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申込はたったの1分で完了。あっという間に高額査定をしてくれる会社が分かります。
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