写真出所/スバル
スバルWRX_S4・WRX_STI(2019-2020)を新車で購入する場合、1年間や1ヶ月あたりどれくらいの維持費がかかるのかについて現行モデルで計算してみました。
【更新情報】2019年6月27日の一部改良を反映。
では、早速、見ていきましょう。
スバルWRX_S4・WRX_STIの年間・月々の維持費の内訳を概算シュミレーション
年間維持費 | 内容 | |
---|---|---|
自動車税 | 39,500円 | 総排気量1.5リットル超2.0リットル以下/39,500円 |
1年あたり自動車重量税 | 16,400円 | ~2,000kg以下(49,200÷3=16,400円) 参考/減税対象自動車一覧(国土交通省) |
1年あたり自賠責保険料(強制保険) | 12,260円 | 37ヶ月(36,780÷3=12,260) 参考/自賠責保険 -国土交通省- (2017年4月改定) |
車検費用 | 20,000円 | 参考/楽天車検 |
自動車保険料(任意) | 30,000円~90,000円 | 20~60歳/6~10等級/車両保険なし 参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス |
ガソリン代 | 113,636円~159,574円 | 年間10,000km走行/ハイオク150円/L JC08カタログ燃費/9.4km/L~13.2km/L |
駐車場代 | 192,000円 | 12ヶ月(16,000×12=192,000) |
オイル交換代 | 5,000円 | 4L(作業費など1,000円込) |
その他費用 | 40,000円 | タイヤ代・リサイクル料金・自動車取得税など |
合計 | 468,796円~574,734円 | 1ヶ月あたりに換算すると・・・39,066円~47,894円 |
駐車場代がない場合の合計 | 276,796円~382,734円 | 1ヶ月あたりに換算すると・・・23,066円~31,894円 |
それぞれについてもう少し詳しく見ていきたいと思います。
スバルWRX_S4・WRX_STIの自動車税と排気量
排気量 | 自動車税 | |
---|---|---|
WRX STI | 1,994 cc | 39,500円 |
WRX S4 | 1,998 cc | 39,500円 |
年度が替わる「4月1日」時点の所有者に税金の支払い義務が発生する「自動車税」
排気量により税額が決められておりまして、WRXの場合、全グレードが1.500CC~2,000cc以下で毎年39,500円の税負担となります。
ガソリン車など (ハイブリッドカーを除く) | 初回登録から13年以上 | 約15%増税 |
---|---|---|
ディーゼル車 | 初回登録から11年以上 | 約15%増税 |
また、ガソリン登録車は初回登録から13年経過、ディーゼル車は11年経過すると、毎年が納税する自動車税が約15%アップします。
スバルWRX_S4・WRX_STIの自動車重量税・車検費用・自賠責保険料
車検のときに支払う税金の自動車重量税、そして自賠責保険料、検査手数料(印紙代)の3つは「法定費用」と呼ばれ新車登録から3年後、その後は2年ごとに納税する必要があります。
また、それとは別に車検の代行したり、メンテナンスをしたりする費用が必要になります。
年数経過ごとにまとめた表が以下になります。
新車登録時 | 3年経過後の車検更新時 | |
---|---|---|
自動車重量税 (WRX STI/~1,500kg以下) | 36,900円 | 24,600円 |
自動車重量税 (WRX S4/~2,000kg以下) | 49,200円 | 32,800円 |
自賠責保険料 (全グレード共通) | 36,780円 (37か月) | 26,680円 (25か月) |
検査手数料(印紙代) (全グレード共通) | 1,100円 | 1,100円 |
車検代行料+メンテナンス代 (全グレード共通) | 0円 | 約60,000円~100,000円 |
また、自動車重量税においても新車登録から13年、18年と経過すると税額が15%~20%増税となります。
重量税の増額 | 車検のタイミング | 税金 |
---|---|---|
新車登録後 | 3年 | 通常通り |
3年目〜12年目 | 2年ごと | 通常通り |
13年目以降 | 2年ごと | 増税 (増税額/約15%) |
18年目以降 | 2年ごと | 増税 (増税額/約20%) |
実際の車検費用について調べるには、リクルートの「カーセンサー」や楽天が運営している「楽天車検」が参考になります。
スバルWRX_S4・WRX_STIの燃費
スバル・WRXはS4とSTIで、少しだけ燃費性能が違います。
燃費/実燃費 | |
---|---|
WRX_STI | 7.0~9.0km/L |
WRX_S4 | 10.0~13.0km/L |
それぞれの燃費はJCカタログ燃費の70~80%あたりの数値が出るかと思います。
ただ、市街地メインなのか、高速を使うのが多いのかなど普段の走行距離によって変動しますので、その点は注意しておきたいところです。
スバルWRX_S4・WRX_STIの駐車場代・任意保険料・手数料など
金額 | 種類 | |
---|---|---|
点検費用(3~5年) ※メンテナンス代含む | 約50,000円~150,000円 | ランニングコスト |
任意の自動車保険 (車両保険は除く) | 約30,000円~90,000円 | ランニングコスト |
駐車場代 | 約0円~50,000円 | ランニングコスト |
自動車取得税 | 車両価格の約2% | 初期費用 |
下取り車手続き代行費用 | 約5,000円~10,000円 | 初期費用 |
納車費用 | 約10,000円~15,000円 | 初期費用 |
査定料 | 約5,000円~10,000円 | 初期費用 |
希望ナンバープレート代 | 約4,000円~5,000円 | 初期費用 |
延長保証料 | 約10,000円~30,000円 | 初期費用 |
車庫証明手続き | 約3,000円~5,000円 | 初期費用 |
リサイクル料金 | 約10,000円~15,000円 | 初期費用 |
道路サービス料(JAFなど) | 約10,000円~15,000円 | 初期費用 |
ここまで説明してきた維持費の他のものとして、クルマのランニングコストには駐車場代や任意保険料、そして点検費用などが必要になってきます。
また、購入時にかかる「初期費用」に分類される費用についても参考までにまとめました。
自分で手続すれば費用を削減できるものもありますが、維持費の他に初期費用もある程度は覚悟しておく必要があります。
スバルWRX_S4・WRX_STIを中古車でお得に探す方法
写真出所/スバル
ここまでは新車で購入することを前提に見てきましたが、中古車で購入を検討されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本の自動車マーケットは海外などに比べると「中古車」の質が高く、中には新車さながらの状態を保っている自動車もあったりします。
つい最近までは、そんな質の高い中古車の情報も、一部の限られた人にしか知らされていませんでしたが、ネットのおかげで、そうした掘り出し物の情報もかなり手に入るようになってきました。
修復歴なしの「未使用車」や「非公開車両(※)」などが、まさにそれに当たります。
※非公開車両の理由は様々ですが、その多くは一般の人が知ることができない中古車業者専用のマーケットだけでやりとりされる車のこと。(査定スタッフの厳しい基準をクリアしないと流通しない上、価格に対してもプロの厳しいチェックが入る)
中でも、「ズバット車販売」は掘り出し物の中古車を探せるサービス-プロに中古車の手配を依頼できるサービス-として、高い人気を集めています。
登録は無料。中古車も含めて検討しているという人には一度、試してみる価値のあるサービスです。
参考サイト/「ズバット車販売」
任意で加入する自動車保険料を安くするテクニック
任意で加入する自動車保険については、定期的な見直しが欠かせません。
ドライバーの使用目的や、年齢、家族構成、走行距離、特約の見直しなどにより保険料が、かなり変わりますので、インターネットの一括見積サービスなどを利用して、補償内容と保険料をじっくりと検討したいところです。(参考/無料の自動車保険一括見積もりサービス)
自動車保険の保険料を安くするコツを網羅的にまとめたページをご用意しておりますので、「自動車保険の保険料を安くする方法のまとめ」も参考にして頂ければと思います。
面倒な「値引き交渉」よりも『一括査定』で高額売却
車を乗り換えるときに苦労するディーラーとの「値引き交渉」
特に人気車ともなると、ディーラーも強気でなかなか値下げに応じてくれません。。
そんな人気車を少しでも安く手に入れるには値引き交渉よりも、「ナビクル車査定」や「カーセンサー」などで1社でも多く車の査定をしてもらう方が大切というのはご存知でしょうか。
なぜなら中古車一括査定なら20万円~50万円も高い査定額を引き出せることも珍しくないからです。
実際に筆者もこれまでも何度なく車を買い替えしてきましたが、この方法が誰にでもできて、最も簡単でさらに「お得」だと今は確信しています。
参考 / 「ナビクル車査定」
参考 / 「カーセンサー」
スバルWRX_S4・WRX_STIのスペック
日本メーカーによるコンパクト・スポーツセダンが市場から姿を消す中、インプレッサから派生する形で発売された「WRX_S4」及び「WRX_STI」
個性的でスポーティなデザインが目を引くほか、先進安全技術が多数搭載された衝突安全性能は、アメリカのIIHS(道路安全保険協会)による衝突安全テストで最高評価となる「PICK+」を獲得しています。
参考/2016 Subaru WRX -Insurance Institute for Highway Safety-
また、走行性能においては、出力、レスポンス、燃費、静粛性などを極めて高い水準で実現している「2.0リットル 新世代BOXERエンジン」、優れた燃費性能とリニアなレスポンスを提供してくれる「スポーツリニアトロニック」、3つの走行性能を自在に選択できる「SI-DRIVE」などを装備。
また、予防安全性能アセスメントで最高ランクを取得した予防安全性能では、クルマだけでなく白線やガードレール、歩行者や自転車まで認識し、それをもとにVDC、エンジン、トランスミッション、メーター、ステアリングなどのユニットを適切に制御し、高度な運転支援をしてくれる「アイサイト(ver.3)」、シフトやペダルの操作ミスを防止する「AT誤発進&誤後進」、危険を予測し衝突を避ける「プリクラッシュブレーキ」などを装備。
スバルの高い技術と開発実績に支えられた素晴らしいスポーツセダンとなっています。