新車購入のときに検討している車種を比較して、相見積もりを取るという方は少なくないと思いますが、最終的に1つに絞らなくてはいけないということは、何人かのディーラーには断りを入れる必要があるということになります。
そこで、今回は自動車業界の片隅で働く筆者が「ディーラーにお断りを入れる際の注意点やメールや電話、対面などでの断り方」について説明していきたいと思います。
早速、見ていきましょう。
ディーラーへのお断りはできるだけ早く
「すごく頑張って提案してくれたディーラーに断りを入れるのは気が引ける・・」
こんな風に考えてしまうのは、筆者もよく気持ちが分かりますが、売る側の立場にもいた筆者からしますと、もしお断りすることが決定したのあれば、できるだけ”早く伝えて欲しい”というのが本音です。
と言いますのも、ディーラーは良くも悪くも”数字”に追われていまして、売れる見込みのないお客様に営業を続けていくのは、時間と労力が無駄になってしまうからです・・。
ですので、もし購入見送りが決定していて、お客様から早めに断りを入れてくれるのであれば、それはディーラーにとってはとてもありがたいことなのです。
熟練のディーラーともなると、相見積もりで断られることは”日常茶飯事”なのですが、相見積もりでズルズルと結論を先延ばしにされた挙句、断られるときは慣れていてもダメージは大きいです・・。
なお、対面、メール(LINEなどを含む)、電話など方法については賛否両論ありますが、筆者は個人的にはスピード重視のため、断る方法についてはどれでもいいと考えています。
ただディーラーとの人間関係が深い場合は、電話や対面など”感情”を伝えやすい手段を取る方がいいと思います。
メールやLINEで文字だけで伝えると、どうしても”冷たく”なってしまう傾向にあるからです。
では、続いてはそれぞれの断り方についてみていきましょう。
対面や電話での新車購入の断り方
対面や電話で断るときの文章を用意してみました。
「今回は価格面で他社さんのクルマの方が希望に近かったので、今回は遠慮させてください。」
「今回は燃費や機能面で他社さんのクルマを選びことにしました。今回は縁がなかったということで・・・」
「家族と相談した結果、他社さんのクルマを購入することにしました。また別の機会のときは、よろしくお願いします。」
どういった理由で他社に決めたのかということを伝えたくない場合は、単純に「今回はなかったということで・・・」としてもいいと思いますが、何か理由があれば、ディーラーも納得しやすいかと思います。
もちろん、差し支えない範囲で大丈夫だと思います・・(^^*)
メールやLINEなどでの新車購入の断り方
では、続いてはメールやLINEでお断りする方法を見ていきましょう。
文面を下記の通り、ご用意しましたので、参考にしていただければと思います。
メールやLINEでの新車購入のお断りの例文 |
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この度はお世話になっております。 ●●です。 先日ご提案いただいておりました△△(車種)の件ですが、今回は残念ながらお断り申し上げます。 家内とも相談したのですが、新車購入のための予算と折り合いがつきませんでした。 こちらの都合で誠に申し訳ございませんが、ご理解いただけますと幸いです。 取り急ぎメールにて連絡をさせて頂きました。 |
この度はお世話になっております。 ●●です。 先週ご提案いただいておりました△△(車種)の件ですが、家族と相談した結果、今回は他社さんのクルマを購入することにしました。 熱心にご提案していただきましたのにも関わらず、こうした結果をお伝えすることになり、申し訳ございません。 ご理解いただけますと幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。 |
この度はお世話になっております。 ●●です。 先般より検討中でした△△(車種)の件ですが、熟考した結果、今回は他社さんにて購入することにしました。 大変魅力的なご提案を頂きましたが、ご期待に沿えず申し訳ございません。 またの機会によろしくお願い申し上げます。 |
後で関係がギクシャクしないように、冷たくなりすぎないよう文章を考えました。
参考/手紙やハガキなど書面での新車購入の断り方
ここまで幾つかの断る方法を説明してきましたが、電話や対面は苦手だし、メールやLINEをするのも何だか気が進まないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方におすすめなのが手紙やはがきなど書面によるお断りです。
手紙やハガキはデジタルな情報発信ツールが多い今の時代だからこそ、逆に丁寧さや温かさが伝わることもあったりします。
下記にサンプルの例文をご用意いたしましたので、参考にしていただければ幸いです。
拝啓 この度はわたくしどもの新車購入にあたり、熱意あふれるご提案をいただきまして、ありがとうございました。 誠に残念ではございますが、家族と相談しました結果、今回はお断りのご返事を申し上げる次第でございます。 貴重なご提案に対して、こうした結論をお伝えすることとなり、誠に申し訳ございません。 どうか、お許し賜わりますようお願い申し上げます。 敬具 |
参考/新車購入での下取りは大損することもあるって本当?
幾つかのディーラーで見積りを取り、最終的にどんな車を購入するかを決めると、今度は今乗っている車を下取りに出すというのがよくあるパターンかと思いますが、この方法は実は”大きな損”をする可能性があるのはご存知でしょうか。
と言いますのも、ディーラーは車を売るプロであり、買う専門家ではないため、査定額を相場より低く見積もる傾向が極めて強いのです。
なぜディーラーがそんなことをするかと言いますと、新車の値引き額を少しでも”調整”という名で取り戻すためなんです。
「えー?じゃあ、値引きしてもらっても下取りで損してるから、結局同じってこと・・?」
すべてのケースでそうとは言い切れませんが、その可能性が高いというのが、これまで”現場”を数多く見てきた筆者の見解です。
「では、一体どうすればいいの?」
それを最もスムーズに解決できる方法がナビクル車査定やカーセンサー
に代表される「中古車買い取りの一括査定サイト」の利用です。
「一括査定サービス」を使うと必要情報を入力するだけで、自動的に複数業者に査定依頼ができますので、車によってはディーラーへの下取りに比べると、20万円~50万円高い査定額が出ることも珍しくありません。
つまり、仮に下取りをキャンセルすることで「新車の値引き」を取り消されたとしても、それだけ高い査定価格を引き出すことで、トータルで見ると得をするのです!
参考サイト/「ナビクル車査定」
参考サイト/「カーセンサー」
まとめ
「新車購入の相見積もりでの断り方と注意点~メール・電話・対面などの断り方~」とお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
新車購入の相見積もりでの断り方を双方の立場を考えて、実践的な方法と注意点をご紹介させていただきました。
今回の記事が読者の方の参考になれば、幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!