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ガソリン切れや残量が少ない車を売る方法

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いざ、自分の車を売却しようと思ったときに、ガソリンが切れていたり、ガソリンの残量ランプが点灯していたり、随分前にガソリンを入れたまま動かしてなかったりなど、ガソリンについて心配することがあるかもしれません。

そこで、今回は車を売るときのガソリンの残量や劣化について説明していきたいと思います。

車を売るときのガソリンの残量について

車を売るときのガソリンの残量ですが、残量ランプが点灯し始めたぐらいであれば、全く問題ありません。

ガソリンの残量センサーが点灯すると、その車に、どれくらいの量が残っているのかということは、その車の燃費などにより異なってきますが、どの車も仕組み上は残量センサーが点灯してから、50kmは走行できるようになっています。

また、ガソリンの残量が多い、少ないといった理由で買い取り価格が変動することは、まずありません。

もちろん、車を動かせないほど残量がギリギリですと、買取業者もガソリンを補給したりしなくてはいけませんので、査定する人の心証にはあまりいい影響がありませんが、買取業者が乗って帰れるぐらいの残量があれば、心配する必要はありません。

ガソリンが切れている車を簡単に売る方法

ガソリンが切れてしまって車を動かせない状態の場合、コストを掛けずにガソリンを補給する方法としては、加入している任意保険に付帯している無料のロードサービスを利用するというのも一つの方法です。

ロードサービスの詳細内容については、ご契約している保険会社に確認してみるのが最も手っ取り早いですが、ガソリン補給であれば、無料で対応してくれることがほとんどです。

もし加入している任意保険に無料のロードサービスが付帯していなかったり、そもそも任意保険に加入していないという場合は、費用は掛かりますが、JAFに依頼するという手もあります。

なお、自分でガソリン携行缶を使ってガソリンを持ち運んで給油するという方法もありますが、リスクを考えるとやめておいた方が無難です。

ガソリンはご存じの通り、揮発性が高く、安全に設計されているセルフ式のガソリンスタンドですら事故が起きているというのが現実です。

それでは、ガソリンが切れている車をコストを掛けずに売るにはどうすればいいのでしょうか?

最もリスクが少なく、コストを掛けずに車を売る簡単な方法がネットの一括査定で買い取り見積もりを依頼するという方法です。

よほどの遠隔地でなければ、無料で出張査定に来てくれる上に、買取が決まった後はガソリンが切れている車を引き取りにも来てくれますし、また車を動かすことなく複数の業者で査定価格の比較ができますので、とても便利です。

車の買い取り一括査定サイトについて、もっと詳しく知りたいという方は、「中古車を一括査定サイトで売る手続きと入金までの時間」の記事も参考にしていただければと思います。

ガソリンメーターが減らない・増えない場合

これから売ろうと思っている中古車のガソリンメーターが何らかのトラブルで、ガソリンを入れても減らない、増えないといった場合について説明したいと思います。

ガソリンメーターの故障には様々な原因がありますが、

〇ガソリンの燃料センサーの故障

〇燃料センサーの配線トラブル

などが考えられまして、修理でよくあるケースとしては、部品の交換、コネクターなどの接触不良の修理、フューズ切れの修理などがあります。

車の保証期間内であれば、ほとんどの場合は保証内、つまり無料で修理してもらえると思います。

では、保証が切れているときは、どうすればいいのでしょうか?

この場合は、買取業者に事情を説明して、ガソリンメーターの修理をせずに売却しましょう。

ガソリンメーターの修理をすると、修理代がもちろん掛かりますが、修理した費用以上に買い取り価格が上乗せになることはまずありません。

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買取業者によっては、そういった修理を自社のグループ会社内に抱えているところもありますので、その買取業者に修理してもらった方が、手間も掛からずに済みます。

ガソリンの劣化について

車をあまり使わないので、車を売却しようという方の中には、ガソリンをずいぶん前に入れて、それから車をほとんど動かしていないので、ガソリンの劣化が不安という方もいるかもしれません。

確かにガソリンは一般的には6ヶ月程度で劣化すると言われていまして、劣化すると車を動かせないというよりは、燃焼時のパフォーマンスが悪化してエンジンに大きな負担をかけてしまいます。

中には数年単位で車を動かしていないという場合は、エンジンが掛からないということもあります。(もっとも、この場合はガソリンよりもバッテリー上がりで車のエンジンが掛からないですが・・・)

ただ、車を売るときのガソリンの劣化については、どこまで買い取り価格に影響するのかとなりますと、結論としては、まず大きな影響はありません。

古くなってしまったガソリンは廃棄して新しいガソリンへ交換する必要がありますが、それは買い取り業者に任せておくのが無難です。

売り手としては、最後にガソリンを入れたのがいつ頃だったということを買い取り業者に告げて、そのガソリンには手を触れず、そのまま売却すればいいということになります。

後は、ガソリン業者がプロとして、きっちりと対応してくれます。

ちなみに、夏のガソリンと冬のガソリンは同じガソリンでも、揮発性をコントロールするため、微妙にその性質が異なっています。

ガソリンの”質”にこだわるという意味では、本質的にはそのシーズンにあわせたガソリンを入れておくのが車のコンディションをいい状態に保つためのコツになります。

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著者:伊澤仁志

自動車業界の片隅で働くエンジニア。これまでハードウェアやソフトウェアの開発だけでなく、ネットや実店舗での営業販売、マーケティングなどの仕事に関わってきました。現在はシステム設計をおこなう傍ら、ウェブメディアを中心に執筆を行っています。